先日お伝えした通り、北相木村考古博物館では「長野県地域発元気づくり支援金活用事業」として、栃原岩陰遺跡をはじめとする村内考古遺物の3Dデータ化を行っています。
上の写真は、その試作第1号です。一見普通の土器片の写真ですが、実はこれ、コンピューター内で処理して作成された、3次元のデータなんですよ。つまりこのデータをもとに、村の貴重な考古資料を、研究、保存、普及などの分野で活用することができるのです。
ということは、3Dプリンターによる複製品の作製も夢ではないかも!
ということで、8月11日より、村公式Twitter、博物館での投票、メールにて、考古遺物複製品化希望のアンケートを実施しておりましたが(上の土器もその中に含まれていますよ)、Twitterはすでに締切り(164もの投票がありました。ありがとうございました)、博物館も現在新型コロナウイルス感染拡大防止策として休館となっております。メールによる回答はまだしばらく受け付けしておりますので、どしどしご意見お寄せください。
結果については、後日まとめて発表したいと思います。また、3Dデータの作成方法もお伝えできればと考えています。お楽しみに。