去る9月10日に行われた「縄文式釣り針を使ったマス釣り体験」。
その様子をお伝えします。
まずは河原で拾った石を「砥石」とし、シカの骨の両端を尖らせて「直針」と呼ばれる釣り針を作ります。
みんな真剣です。
(真ん中の怪しい人が学芸員…)
仕掛けは竿と道糸と骨製釣針のみ。浮きも重りもありません。
餌はブドウ虫。
さて、釣れるかな?
「本当に釣れた!」
おめでとう。
ここ数年の恒例イベントとなっている本体験。村内の栃原岩遺跡出土の骨製釣り針(縄文早期)を模して、シカの四肢骨から釣り針を作り、相木川にて実際にニジマスを釣るという体験イベントです。
今年は先の台風の影響か、川の水量が多く、思う具合に釣りが出来ませんでした。おかげで釣果の方は今一つでしたね。
でも参加した皆さんは、自分で作った針を思い出に持って帰りました。きっと来年、再チャレンジして下さいね。