今年も、栃原岩陰遺跡の遺物整理作業

2016年3月3日

土器の分類とデータの入力作業
土器の分類とデータの入力作業

2月27日から3月1日まで、今年も考古学を学ぶ院生や学生が中心となり、栃原岩陰遺跡の遺物整理作業が行われました。
1965年に発見された栃原岩陰遺跡は、縄文時代早期の遺跡として有名ですが、その正式な報告書は未刊行のままです。
北相木村教育委員会では、その刊行を目指して、毎年このような機会を設けています。

土器の時期区分を試みる方々
土器の時期区分を試みる

そして、実際に作業にあたる学生さん以外にも、過去に北相木村を訪れてくれたたくさんの研究者や社会人の方々が、応援に駆けつけてくれます。

当館の、かけがいのない財産です。

栃原岩陰遺跡の報告書は、平成30年度の刊行を目指します。

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