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縄文釣り体験2012報告

釣り体験開催の様子の画像

前日までの大雨が嘘のような晴天に恵まれ、今年も「縄文式釣針を使ったマス釣り体験」が開催されました。約10,000年前の栃原岩陰遺跡出土の骨製釣針。これを実際にシカの骨から作り、ニジマス釣りを行うという企画です。今年は参加者が定員の50名に達し、これまで以上に賑やかな催しになりました。

釣り針づくりの説明を皆が熱心に聴いている画像

まずは釣針作りから。実際にシカの骨の破片を石で磨いて、長さ1.5センチメートル程の棒を作ります。その両側を尖らせて、中央に糸を結ぶ刻みを入れます。説明を熱心に聴く参加者の皆さんです。

 

皆が河原で石を探している画像

きれいな河原で、みなさん釣針作りの開始です。ちなみに、石も自分で見つけます。よく磨ける石はどんな石?

 

男の子が頑張って釣り針を作っている画像

「むずかしいけど頑張るぞ!」

 

皆で釣りを始める画像

完成したら、さぁ釣りの開始!仕掛けは簡単、竹の竿に道糸をつけ、その先端に骨製の釣針を結ぶだけ。餌を付けたらスタートです。

 

男の子が釣り上げた魚のアップの画像

「僕、釣ったぞ!」

 

釣り上げた魚のアップの画像

「私も釣れました!」
残念ながら釣れまい方もいましたが(釣れた方の方が少数ですね)、自分でつくった仕掛けで釣った喜びは、格別ではないでしょうか。

 

マスつかみ大会の様子

さぁ、釣った人も釣れなかった人も、最後は恒例のマスつかみ大会!
今夜のおかずを手に入れろ!

 

川を泳ぐマスの画像

さて、今年も無事終了した縄文釣り体験。
残念ながら定員オーバーで参加出来なかった方も、来年はぜひご参加下さい。
より楽しい思い出ができますよう、スタッフ一同頑張りたいと思います。

 

追伸:釣った魚は、美味しく頂きました。

縄文式釣り体験参加者応募状況について

申し込みが定員に達しました。
申し訳ございませんが、これ以上のご予約はお受けできません。
またの機会をぜひご利用ください。(平成24年8月3日)

縄文式釣針を使ったマス釣り体験開催のお知らせ!

釣りをしている画像
今年はどれだけ釣れるかな?

今年も、栃原岩陰遺跡で見つかった縄文時代の骨製釣り針をお手本にした「縄文式釣り針を使ったマス釣り体験」を開催します!

シカの骨を石で削って釣り針を作り、実際に川でマスを釣ります。
夏休みの自由研究にもピッタリ。ぜひご家族でご参加ください!

日時

平成24年8月12日 日曜日
9時30分~12時ころまで

集合場所

北相木村役場前駐車場

持ち物等

  • 釣竿(無い方にはお貸ししますが、出来るだけご持参ください)
  • 動きやすい格好・帽子・雨具・水筒
  • サンダルか長靴(川の中に入って石を拾います)

申込み

必ず事前に、お電話による申し込みを行なってください。
(定員になり次第締め切らせて頂きます)

参加費

無料(博物館を見学する場合は、別途入館料が必要となります)

その他

  • 各自、役場前駐車場に集合してください。
  • 釣り針の作成、釣りは役場前の川原で行ないます。
  • 材料、餌、釣り糸はこちらで用意します。
  • 釣った魚はお持ち帰りいただきます。
  • 小学校以下のお子さんは、必ず保護者の方とご参加ください。
  • 小雨決行(大雨等で中止の場合は連絡いたします)。

問合せ・申込み先

北相木村教育委員会 0267-77-2111