お知らせ

藤山先生、おめでとうございます。

藤山龍造先生講演会の写真
こちらは2014年に、当村で講演された様子です。

当館の活動や、栃原岩陰遺跡の調査研究にも深く関わっておられる、明治大学文学部の藤山龍造先生が、この度「第6回角田文衛古代学奨励賞」を受賞されました。内容は栃原岩陰遺跡の砥石と骨角器の関係を論じたものです。
おめでとうございます!

さて、その藤山先生も登壇される「栃原岩陰遺跡フェスティバル2016」、いよいよ開催が近づいてまいりました。こちらにも、ぜひ足をお運び下さい。

栃原岩陰遺跡ファン感謝DAY 栃原岩陰遺跡フェスティバル 2016 TOCHIBARA ROCK FESTL2016 shelter site 君は、海を見たか。開催日時 10月9日 日曜日 13時 集合場所 北相木村中央公民館 スペシャルゲスト 町田賢一(公益財団法人富山県文化振興財団埋蔵文化財調査事務所) きしわだ自然資料館の皆さん レギュラーゲスト 藤山龍造(明治大学文学部准教授) 総合司会 藤森英二(北相木村考古博物館学芸員) 参加フリー 13時~13時50分 基調講演「海から見た縄文時代」町田賢一 14時~14時40分 トークセッション「栃原岩陰遺跡の人々は、海を見たか?」町田賢一・藤山龍造・藤森英二 15時~16時30分 縄文体験(弓矢体験、縄文食の試食等)博物館の見学(説明有り・当日入館無料) 要電話予約 15時~16時 ワークショップ「貝殻のペンダント作り」 指導 きしわだ自然資料館の皆さん 18時~20時 縄文のタベ(考古学者との交流食事会) 長者の森・ロッジ泊 フェスティバル会場 北相木村中央公民館(北相木村考古博物館隣接) 《諸注意》講演会・縄文体験は無料でご参加頂けます。申し込みは不要です。『貝殻のペンダント作り」「交流食事会」にご参加頂く場合は、事前の申し込みが必要です。長者の森宿泊1人8,000円 (9日夕食、10日朝食込み)」 参加人数により、各体験に時間や人数の制限を設ける場合があります。その他、都合により内容が異なる場合がございます。ご了承ください。 問い合わせ・申し込み先 北相木村教育委員会 0267-77-2111 博物館プログ http://vill. kitaaiki.nagano.jp/museum2/ e-mail kyouikuinkai@vill. kitaiki.nagano.jpと記載のチラシ

進展する栃原岩陰遺跡の研究

栃原岩陰遺跡についての話し合いの写真

9月9日の『信濃毎日新聞』において、当館の取り組みと、「栃原岩陰遺跡フェスティバル2016」についてを記事にして頂きました。ありがとうございました。

そこにもありましたように、現在村教育委員会では、栃原岩陰遺跡の正報告書刊行に向けて、様々な作業や調査を行っています。

そのような中、先日「明治大学黒耀石研究センター」の皆様が来村し、当館の栃原岩陰遺跡出土資料を見学され、一部について、最新の研究方法を試されました。わずかな調査でも、新たな事実が次々に明らかになり、報告書作成への弾みとすることが出来ました。

今後も両者が連携しながら、栃原岩陰遺跡の数々の謎に挑んでいければと思います。

栃原岩陰遺跡を機材で調査している写真

資料貸し出しと、展示(浅間縄文ミュージアム企画展)のお知らせ

4月29日から8月31日に開かれる、御代田町浅間縄文ミュージアムの企画展「”縄文” 1万年の記憶」にて、以下の本館所蔵品が展示されます。

  • 栃原岩陰遺跡1号人骨頭骨(レプリカ)
  • 栃原岩陰遺跡1号人骨復顔
  • 栃原岩陰遺跡骨製縫針2点
  • 栃原岩陰遺跡骨製刺突具2点
  • 栃原岩陰遺跡イモガイ製装身具2点
  • 栃原岩陰遺跡タカラガイ製装身具2点
  • 栃原岩陰遺跡ツノガイ製装身具2点

ぜひこの機会に、「浅間縄文ミュージアム」「北相木村考古博物館」をセットでご覧頂き、佐久の縄文時代に触れてみるのはいかがでしょうか。両館は、車でおよそ1時間20分程の距離です。

尚、上記の品にかんしては、9月中頃まで当館ではご覧頂けません。ご了承下さい。