お知らせ

進展する栃原岩陰遺跡の研究

栃原岩陰遺跡についての話し合いの写真

9月9日の『信濃毎日新聞』において、当館の取り組みと、「栃原岩陰遺跡フェスティバル2016」についてを記事にして頂きました。ありがとうございました。

そこにもありましたように、現在村教育委員会では、栃原岩陰遺跡の正報告書刊行に向けて、様々な作業や調査を行っています。

そのような中、先日「明治大学黒耀石研究センター」の皆様が来村し、当館の栃原岩陰遺跡出土資料を見学され、一部について、最新の研究方法を試されました。わずかな調査でも、新たな事実が次々に明らかになり、報告書作成への弾みとすることが出来ました。

今後も両者が連携しながら、栃原岩陰遺跡の数々の謎に挑んでいければと思います。

栃原岩陰遺跡を機材で調査している写真

資料貸し出しと、展示(浅間縄文ミュージアム企画展)のお知らせ

4月29日から8月31日に開かれる、御代田町浅間縄文ミュージアムの企画展「”縄文” 1万年の記憶」にて、以下の本館所蔵品が展示されます。

  • 栃原岩陰遺跡1号人骨頭骨(レプリカ)
  • 栃原岩陰遺跡1号人骨復顔
  • 栃原岩陰遺跡骨製縫針2点
  • 栃原岩陰遺跡骨製刺突具2点
  • 栃原岩陰遺跡イモガイ製装身具2点
  • 栃原岩陰遺跡タカラガイ製装身具2点
  • 栃原岩陰遺跡ツノガイ製装身具2点

ぜひこの機会に、「浅間縄文ミュージアム」「北相木村考古博物館」をセットでご覧頂き、佐久の縄文時代に触れてみるのはいかがでしょうか。両館は、車でおよそ1時間20分程の距離です。

尚、上記の品にかんしては、9月中頃まで当館ではご覧頂けません。ご了承下さい。

雪景色とお願い

雪山の谷間を流れる雪解け水

今シーズン初の本格的な降雪となりました。
ご来観の際は、足下にお気をつけ下さい。
また、入口階段が凍結している場合は、無理をせず、隣接する役場に声をおかけ下さい。