箱瀬の滝は村指定名所になっていて、夏の水量が多い時には勇壮な姿を見せ、秋の紅葉の時期には優美な姿。凍てつく冬から早春にかけては滝壺の水面に、円形の薄氷が多数水面に浮かぶことがあり幻想的な姿を見せてくれます。そんな四季折々の姿を見に足をとめる方が多くいらっしゃいますが、その箱瀬の滝に事件が…
3月9日早々に、村の猟友会の方から複数の写真データがメールで送られてきました。一瞬何の出来事なのかわからない光景だったのですが、内容を読むと箱瀬の滝に大規模な土砂崩れが起きたとの事。良く見ると滝壺がほとんど埋まっている…。
どうやら8日に発生したようです。
滝から見て北側に位置する急傾斜地の岩山が崩れてしまいました。雪解けによるものか、もともと弱い地質がゆえにこのタイミングで発生したのか定かではありませんが、非常に残念なことです。
北相木村は岩盤に守られて、災害に強い村ではありますが、災害を未然に防ぐためにも、村内の総点検や防災計画の見直しは急務だと感じました。話はそれましたが、渓流釣りの穴場として多くの釣り人が来られますが、この箱瀬の滝付近はまだ崩落の危険性があります。また、この陽気が緩み、雪解けの時期は村全体的に土砂崩落の危険性が増しますので、急傾斜地の様な場所は立ち入らないようにしてください。