日当たりの良い場所では福寿草が咲き始め、ふきのとうもだいぶ大きくなってきました。まだまだ朝夕はとても寒いですが、春がくるのもそんなに遠くないのかなと思います。
さて、村では、カラマツが冬眠状態の今をねらって、相木川沿いの林を急ピッチで整備(間伐)が進められています。
たまに来られた方は、栃原の川向こうの風景があまりにも変わり、だいぶ驚かれた方も多いのではないでしょうか。中部森林組合のプロ集団の巧みな技もあって、とてもきれいに山が整備されました。
景観はもとより、大雨などの時期に、土砂崩れを防ぐことや、根のはれない倒れそうな木を予め切っておいて、川をせき止めないようにするんですね。
北相木は本当に自然災害の少ない安全な村ですが、今は、どこにでも予知できない災害がおこりうる状況ですから万全を期してこの様な事業を行う事は非常に大事だと思います。
また、これを切っ掛けに、少しでも切り出した材木は土木材や建築材に使われるということで、立派に育ったカラマツも本望ではないでしょうか。
これからもどんどん山林整備が進むと、山々に日が差し込み、タラの芽や茸も沢山収穫できたり、紅葉狩りができたり、動物たちも過ごしやすくなると思います。
いたるところが憩いの森になるのが楽しみです。
3月3日、役場前の相木川で、小学校児童による恒例の家難祓(かなんばれ)が行われました。この日はマイナス8度近くまで冷え込みとても寒い朝になりましたが、地元の方や写真愛好家、報道関係者など大勢の方々が集まり、子ども達は多くの人に見まもられながら、災いが取り払われるようにお雛様に念じて流していました。