今年の夏も暑いですね。まだ北相木の暑さは爽やかな暑さなので我慢ができるところもありますが、他の地域では体温をはるかに超えて、熱中症になってしまう報道を良く聞きます。本当に気をつけて頂きたいと思います。
ワードを使って文書(手紙)を作成するときに、あいさつ文の挿入をすると季節毎に「○○の候…」というのが何種類かでてきますが、北相木では「酷暑の候」だとか「炎暑の候」だとか関係のない言葉だと思っていました。が、まさか使う事になるとは…。
余談ですが、地方創生事業の関係で地方版総合戦略をつくる作業をしていて、ある青年農業者の方と懇談する機会がありました。なにやら野菜を栽培する上でも、この異常な高温は悪影響を及ぼしているようで、野菜の病気との闘いとの事。しかも毎年同じ様な時期に同じような病気になるのではなく、もっと言えばこの1年の中でも次から次へと新たな病気が発生してとても栽培が難しくなっている話を聞きました。「明日は遅いが4時ごろ畑にいくかな!」なんて平気な顔をしていっていたがどんなに気を使って働いているのだろうか。でも毎朝彼の野菜を頼って大手企業の専用トラックが野菜を積みに来ているのをみると、彼の頑張りには感心するばかりです。
今、村では少しづつではありますが、若き農業者が増えてきていて、まだまだ現役で張りきっているベテラン農家と一緒に頑張っています。農家の努力と高冷地の北相木特有な気候で育った野菜はまさにブランドとなりつつあり、色々な場所で取引されています。もしもお買い求めの希望がありましたら、是非農産物等直売所に行ってみてください。また、これからの予告ですが、地元の食材にこだわったお惣菜の販売や、野菜の種類にもよりますがWebでの販売も開始する予定です。どうぞこれからの新しい取り組みにも注目して下さいね。
8月イベント予告
- 8月13日~15日 諏訪神社夏祭り
- 8月14日 長者の森まつり
- 8月15日 北相木村公民館主催成人式(山村留学生OBも参加)
- 8月29日 農産物等直売所感謝祭
写真は、農産物等直売所に販売委託されている、ある農家の畑を見に行った時の写真です。畑はとてもきれいな状態で、水気も飛ばさないようにウッドチップを敷いて保水を怠らない様に丁寧に栽培されていました。
モロコシ畑も、株と株の間を均一にとって、快適にモロコシが育つ環境を整えていました。より長く消費者の皆様の食卓に届くよう、植え付けをずらしながら栽培しているとの事。本当に丁寧な栽培をしていました。