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長野県知事。来村。

暖冬なんて言われていたにも関わらず、一変。大寒にぴったりな冷え込みになりました。1月21日、本日野辺山でマイナス22.4度。全国で最低気温1位。「寒い」を通り越して、感覚としては「痛い」といった感じです。皆様くれぐれもお体にご自愛ください。

さて、先に国勢調査15年速報値が発表されました。その結果に動揺が隠せません。

長野県の人口が前回調査(10年前)より5万人減で、ついに210万人を割ってしまいました。(77市町村中、わずか3市町村が増に転じたのみ…)

我が北相木村も1,000人を下回っている5村の中の一つで、前回調査よりマイナス67人となってしまいました。

増となった自治体の状況を見ると近隣の自治体からのベッドタウン的な要因での転入や、医療費助成などの子育て支援に力をいれている施策が結果に結びついている様です。

今、全国どこの自治体でも、地方創生を旗印に人口増対策で東奔西走といいますか四苦八苦しています。荒い言いかたをすれば、自治体同士が人の取り合いをしている様で、何か異様な感じさえします。ふるさと納税制度にしてもヒートアップし、地方税を超えるふるさと納税が集まる自治体があるとか…。本当に驚くばかりです。

いずれにせよ身の丈という言葉があるように、小規模でも何ができるか、何が必要なのかよく見極めていきたいと思います。先ほど地方創生に触れましたが、北相木村でも教育関係施策を地方版総合戦略に盛り込み、目標値を定めて定住人口増対策に取り組もうとしています。そんな中、本日、県の「移動知事室」という事業で、北相木小学校へ阿部県知事が視察にみえました。小学校の児童はめったにない有名な方が来るということで朝からソワソワ、ワクワク、大喜びでした。きっと自分たちの教室も見に来てもらいたいと思っていたのではないでしょうか。

知事は、北相木の様な超山村において、特色ある教育を行っている状況を見にこられたとの事です。お忙しいスケジュールの中で充分な時間は取れませんでしたが、この様な視察を重ね、知事の教育県復活に力を注ごうとしている思いはヒシヒシと伝わってきました。学力向上は勿論一番の目標ですが、長野県で勉強したい、子どもを育てたいと思えるような魅力をもってもらえる環境をつくっていきたいと言っていました。企業誘致も大切だが、経済などに流されない人の誘致は更に重要だという言葉はとても印象深く感じました。

あっという間に時間が過ぎ、知事は全校児童53名に見送られ次の視察地へ向かいました。また是非きて下さい。

北相木小学校で移動知事室が開かれた様子

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