どんどん焼の始まる頃
毎日、本当に寒いですね。三滝の氷柱もどんどん大きくなっていますよ!
この寒さが影響してか、村の人たちも風邪気味の方が多いようで、マスクをかけている人が多いような気もしますし、診療所の駐車場もいつもより駐車台数が多い気がします。皆様くれぐれも気を付けて下さいね。
さて、七草の1月7日をはじめに、どんどん焼き(この呼び方は村史に書かれていた名称ですが、「どんど焼き」とか、「かあがり」などと言われるところもあります。)が行われました。村内の多くの集落では小正月にあたる1月15日近辺に行われる事が多いのですが、今年は1月13日に行う集落が多い様です。夕方6時頃には点火されますかね…。村外の方でも立ち寄れますので、お気軽に来てください。
この伝統行事のいわれは諸説あるようですが、五穀豊穣の祈願であったり、書道の上達や無病息災を願うものとされています。
お餅をお蚕様の繭玉に似せて形作ったものを、食紅で染め、それをいくつも木の枝につけてどんどん焼の炎で焼いて食べると風邪をひかないとの事ですよ。1年間の健康を願うためにも皆さんで行って食べてみましょう。
ところで、以前から不思議に思っていたのですが、繭玉のお餅をつける木ですが、とても細いのに、あんなに強い火にあてても燃えないのです!地元の人は「だんごばな」とか「だんごの木」とか言っています。正式には「ミズキ」といって、全国で生息しているようですね。長野県内では棟上式にも使われる様です。ちょっとマニアックなところに注目してしまいました。すみません。
写真は、北相木小学校児童と交流がある、長崎県新上五島町の児童が年末に来村し、行事を体験した時の様子です。
by ゴリラさん