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博物館報第1号『栃原岩陰遺跡マガジンVol.01』配布開始!

久しぶりの更新で、申し訳ございません。
また、村ホームページのシステム変更に伴い、過去の記事が一部消去されてしまいましたが、
これからまた更新していきたいと思います。よろしくお願いします。

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さてこの度、北相木村博物館報第1号となる『栃原岩陰遺跡マガジンVol.01』
通称「栃原ROCKマガジン01」の配布が始まりました。
少しレトロなデザインですが、内容は盛りだくさん。
栃原岩陰遺跡や、栃原ロックフェスの紹介の他、
話題の土偶女子こと譽田亜紀子さんや、浅間縄文ミュージアム堤隆館長も登場!
さらに東京国立博物館の井出浩正研究員の研究論文も掲載しています。

現在、一部関係者を除き、北相木村考古博物館のみでの配布となっております。
博物館にお越しいただき、ぜひ手に取ってみてください。
無料で配布しております!

栃原岩陰遺跡2017 第1日報告

栃原岩陰遺跡フェスティバル2017第1日の様子

去る10月21日、栃原岩陰遺跡フェスティバル2017第1日「日本中部の洞窟遺跡最前線」が開催されました。台風が迫る中、50名近い方のご参加を頂きました。
前半は、
國學院大学の谷口康浩先生から群馬県長野原町居家以岩陰遺跡、
津南町教育委員会の佐藤雅一先生から新潟県魚沼市黒姫洞窟遺跡、
首都大学東京の山田昌久先生から長野県小海町天狗岩岩陰遺跡、
それそれの発掘調査やその成果をご発表頂きました。
どの遺跡も現在調査が進行中で、次々と続く新しい発見の様子から、洞窟岩陰遺跡の魅力を感じることが出来ました。

後半のセッションでは、明治大学の藤山龍造先生にもご登壇頂き、洞窟岩陰遺跡について討論を行いました。
普通では残らない有機質の遺物が見つかる洞窟岩陰遺跡の特殊性や、洞窟岩陰の使われた時期を紹介。
その後、各地域での事例や、他の遺跡との関わりを話して頂きながら、縄文時代の移動や定住の問題、さらには時代を超えて、平野部とは異なる山間部の歴史や文化にも話が及び、地域の歴史を考えるヒントをたくさん頂戴しました。
またセッション終了後は、縄文食の試食やタカラガイを使ったペンダント作りも行いました。

お多忙の中お越し頂いた講師の先生方、学生院生を中心としたスタッフの皆さん、そしてたくさんの参加者の皆さん、本当にありがとうございました。

さて、今年のロックフェスはまだ終わりません。
11月3日の五十嵐ジャンヌ先生の講演「ヨーロッパの洞窟壁画」と
ワークショップ「洞窟壁画を描く」もお忘れなく!

栃原岩陰遺跡フェスティバル2017第1日の様子

栃原岩陰遺跡フェスティバル2017第1日の様子

栃原ROCKフェス2017はまだ終わらない!

チラシ

去る10月21日、「栃原岩陰遺跡フェスティバル2017」第1日目が無事終了しました。講師の先生方、スタッフの皆さん、参加して頂いた沢山の方々、本当にありがとうございました。
その詳しい様子はまた後日アップしますが、今年のROCKフェスはまだ終わりません!次回は11月3日(金)文化の日、五十嵐ジャンヌ先生をお招きし、講演会やワークショップを行います。
一緒にマンモスを描きましょう!

第二日

11月3日(金曜日)13時30分~16時

  • 特別講演(村文化祭講演会) ヨーロッパの洞窟壁画   
    講師 五十嵐ジャンヌ(東京藝術大学)    
    世界遺産ラスコー洞窟の壁画や、ヨーロッパ各地の洞窟遺跡から
    見えてくる、人類の英知とは?
  • ワークショップ 洞窟壁画を描く

開催場所

北相木村考古博物館・中央公民館