まだまだ残暑が厳しい毎日が続いておりますが、村内では木次原など標高が高いところでは、桜などの紅葉が始まりました。

　山に入って下を見まわしてみると、茸も良く見かけるようになり、目にも食にも楽しみな季節となってきました。

　さて茸といえば、今年は長雨の影響からか、早松（さまつ→秋の最盛期より前に獲れる松茸）が早い時期から村のあちらこちらで採れた様ですが、この頃気温が一気に下がり始め、いよいよ虫も入らない本命の松茸が収穫されるようになってきました。

　村有林でも、結構な量が採れるようになり、保育園にもいっぱい届けて頂いたので恒例の松茸ランチを頂きました。

　炊き込みご飯やお吸い物には沢山の松茸が入っていて、園児達はびっくりしながら美味しそうに食べていました。量もさることながら匂いの強さにも驚いたのではないでしょうか。

それにしても北相木には美味しい茸や山菜がとにかく豊富。
これも先人の皆様が大切に山を守ってきてくれたおかげなんですよね。

　北相木、最高です。

　娘がお母さんに風邪をうつされるなら仕方ないけど

お父さんのは絶対ヤダって言われた園長でした…

北相木の短い夏も終わり、楽しかったプール活動も終わりました。

それにしても今年の夏も酷暑という言葉がぴったりなシーズンでした。子どもたちも、プール活動は暑さもしのげて、とても楽しかった様です。

意外にも、小さいお友達は水に顔をつける事ができる様になったり、以上児さんたちも、クロールや平泳ぎとはまだまだいかないものの、水を楽しみながらバタ足や潜水などで少しずつでも泳げる様になっていました。たいしたものだと感心しました。

さて、相木では既に紅葉が始まり、一気に秋が深まっていくと思います。運動会に向けて練習も開始されましたが、園では日々の園活動の中でも子どもたちの体力向上に力を入れていこうと取り組んでいて、定期的に専門の指導者にもお越しいただいています。

生活習慣病が今や社会全体の問題となっていますが、子どものころからの生活習慣がとても重要との事です。いっぱい運動をして、いっぱい栄養管理がされた美味しい給食を食べて、元気に過ごしてもらいたいと思います。

給食といえば、色々な方々から、保育園に対して沢山のお野菜を提供して頂いております。心より感謝申し上げます。

洗顔クリームで顔を洗っていると顔と頭の境がわからない園長より。

8月6日（金）、園児が待ちに待った夏祭りが開催されました。

　今年のテーマは「宇宙」で、午前中は年長さんが自分たちの部屋を宇宙空間に見立てたスペースを作り、自分達より小さなお友達に楽しんでもらえる様、暗闇に浮かび上がる惑星やUFOを飾り付け、その下でプチマルシェを開きました。

　マルシェの中では、色々なブースを作り、手作り団扇やUFO模型の販売コーナー、ボンボン釣りコーナー、かき氷コーナーをみんなで分担し、宇宙人に扮した年長児さんは優しく元気に小さなお友達の接客をしていました。

　小さなお友達も年長児さんが作ってくれた手作り宇宙コインを使って、嬉しそうにお買い物をしていました。

　幻想的な演出の中で、お買い物を楽しめるといった企画は、面白いアイデアだと思いました。幾重にも張った張り子の惑星や色々な工作の量を見た時、一生懸命準備してくれたのだなととても感心しました。

　お昼とおやつタイムは、先生方がお祭り屋台を作ってくれ、お好み焼き屋さん、フライドポテト屋さん、から揚げ屋さん、地元野菜にこだわった生野菜屋さん、それぞれからトレーにいっぱい乗せてもらっておなかいっぱいになるほど食べました。

　綿あめ屋さんからもらったカラフルな綿あめにも子供たちは大喜びでした。久々に食べた私こと「おじさん」も嬉しかったです。

夕方は、大勢のご家族にも集まって頂いて、最初は坂上集落内を威勢よくお神輿を担ぎながら回りました。沿道から暖かくも守ってくれた村内の方々、本当にありがとうございました。戻ってきたらご家族も一緒になって盆踊りを踊り、最後のクライマックスには保護者会より準備頂いた手持ち花火から打ち上げ花火を見ながら、ひと夏の思い出を締めくくりました。

　長野県を含む日本中で新型コロナウイルス感染拡大が深刻な状況になっている中で、職員の中でも今回の夏祭り開催自体を心配する声もありましたが、簡単に子供たちの笑顔を失わせられないという思いで、開催に大きく舵をきりましたが、多くの方々に賛同していただけたことに深く感謝しています。今後、コロナを期に子供達には「我慢する力」「達成させるにはどうしたらいいのか考え、動く力」をつけていってもらいたいと思いますが、職員も精一杯ご家族とともに子供の成長を見守っていきたいと思います。

　大きく開いた打ち上げ花火には、心の底から一日も早いコロナの終息と、子供たちが大きく育つことを願い眺めていました。本当にありがとうございました。

昔は、この時期暑いといっても気温28度くらいだったものですが、今は連日30度オーバーが当たり前で、園舎内もエアコンがフル稼働し、熱中症対策を徹底しています。

避暑地が売りの北相木村もだいぶ様変わりしました。ただ、やはり高冷地なだけあって爽やかな暑さですね。

さて元気な子供達は、暑さにも負けず、プールなどで元気に遊んでおります。些細な事だといわれてしまうかもしれませんが、先日ものすごく子どもたちの成長と頑張りを感じた事があったので掲載したいと思います。というのが竹馬乗りです。写真データの年長児は6月の時点では乗れる子はほとんどいませんでしたが、今は全員が乗れるようになっていたのです。どれだけ頑張ったのかと思うと、本当にうれしく思います。みんなで乗れたというのも励ましあったからではないでしょうか。大切な事ですね。これからも基礎体力の向上も大事な取り組みですので、どんどん色々な事を取り込んで子どもたちと楽しんでやっていきたいと思います。写真データの未満児さんが野菜のループを頭にのせて遊んでいるスナップは、「お弁当バス」という園児お気に入りの歌があります。それを歌うときに必要なアイテムですが、歌わない時でもお気に入りなので頭につけて遊んでいます。　　　

保育園参観日開催

　6月25日、全員の保護者の出席は頂けませんでしたが、大勢のお父さん、お母さんにお越しいただいて参観日が行われました。北相木村は長野県、佐久総合病院、村民のご協力のもとに大勢の方々が新型コロナワクチン接種を済ませていますが、まだまだ予断を許さない状況にあるため、園舎ではなく村内にある特大体育施設（グリーンドーム）のアリーナで開催しました。

　前半は、佐久市からレクリエーションの指導者をお招きし、運動を通してふれあいを行いました。保護者の皆様も日頃の運動不足を実感したのではないでしょうか。と同時に保育園児の有り余る体力にも驚いたと思います。

　後半は、クラス活動として年長さんは竹馬乗り、年中・年少さんは紙飛行機（私は初めて見ましたが、ストローの両端に大きさの違った幅1.5ｃｍ程の紙の輪を張ったもの）作り、未満児さんは紙コップデコレーションを行いました。

　子どもたちの発想力や竹馬のりでは失敗しても一生懸命取り組もうとしている姿勢に、家庭とはまた違った子供の成長を見てもらえたのではないでしょうか。保育園では、小規模の利点を生かして密接に大切なお子様に寄り添い、ご家庭と一緒に成長に寄り添っていきたいと思います。本当にお疲れさまでした。