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縄文式釣針を使ったマス釣り体験開催のお知らせ!

栃原岩陰遺跡で見つかった縄文時代の骨製釣り針をお手本にした「縄文式釣針を使ったマス釣り体験」を開催します!
実は3年ぶりです。

シカの骨を石で削って釣り針を作り、実際に川でマスを釣ります。
夏休みの自由研究にもピッタリ。ぜひご家族でご参加ください!

日時

平成28年8月12日 金曜日 9時30分~12時ころまで

集合場所

北相木村役場前駐車場

持ち物等

  • 釣竿(無い方にはお貸ししますが、出来るだけご持参ください)
  • 動きやすい格好・帽子・雨具・水筒
  • サンダルか長靴(川の中に入って石を拾います)

申込み

必ず事前に、お電話による申し込みを行なってください。
(定員になり次第締め切らせて頂きます)

参加費

無料(博物館を見学する場合は、別途入館料が必要となります)

その他

  • 各自、役場前駐車場に集合してください。
  • 釣り針の作成、釣りは役場前の川原で行ないます。
  • 材料、餌、釣り糸はこちらで用意します。
  • 釣った魚はお持ち帰りいただきます。
  • 小学校以下のお子さんは、必ず保護者の方とご参加ください。
  • 小雨決行(大雨等で中止の場合は連絡いたします)。

問合せ・申込み先

北相木村教育委員会 0267-77-2111

貝殻のアクセサリー作り(試作中)

貝殻2個の写真

博物館では何種類かのワークショップを行いますが、栃原岩陰遺跡ではせっかく「海の貝のアクセサリー」が出土しているので、これを体験出来ないか、画策しています。

貝殻7個の写真

これらが、栃原岩陰遺跡で出土した貝製品。約10000年前のものです。小さなタカラガイを何種類か使っています。

石の上で貝の背の部分をこすり削る写真

まずは貝殻の背の部分を、河原で拾った石でこすり削っていきます。石がよければ、ほんの数分できれいに削れます。

シカの角でいらない部分を除去する写真

出土品を観察すると、中身の部分も一部欠けているものが多いので、その部分をシカの角を押し当てることで除去してみました。

右が出土品左がタカラガイの写真

写真右が出土品、左が今回作ったものです。ほぼそっくりになりました。

タカラガイのネックレス写真

ちょっとヒモが太いですが、完成です。1つじゃ少しさびしいですね。
こんなかたちのワークショップも模索中です。ご期待下さい。

尚、今回使用したメダカラガイは、市原市教育委員会の忍澤成視さんにご提供いただいたものです。この場を借りて感謝申し上げます。

資料貸し出しと、展示(浅間縄文ミュージアム企画展)のお知らせ

4月29日から8月31日に開かれる、御代田町浅間縄文ミュージアムの企画展「”縄文” 1万年の記憶」にて、以下の本館所蔵品が展示されます。

  • 栃原岩陰遺跡1号人骨頭骨(レプリカ)
  • 栃原岩陰遺跡1号人骨復顔
  • 栃原岩陰遺跡骨製縫針2点
  • 栃原岩陰遺跡骨製刺突具2点
  • 栃原岩陰遺跡イモガイ製装身具2点
  • 栃原岩陰遺跡タカラガイ製装身具2点
  • 栃原岩陰遺跡ツノガイ製装身具2点

ぜひこの機会に、「浅間縄文ミュージアム」「北相木村考古博物館」をセットでご覧頂き、佐久の縄文時代に触れてみるのはいかがでしょうか。両館は、車でおよそ1時間20分程の距離です。

尚、上記の品にかんしては、9月中頃まで当館ではご覧頂けません。ご了承下さい。