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資料貸し出しと、展示(浅間縄文ミュージアム企画展)のお知らせ

4月29日から8月31日に開かれる、御代田町浅間縄文ミュージアムの企画展「”縄文” 1万年の記憶」にて、以下の本館所蔵品が展示されます。

  • 栃原岩陰遺跡1号人骨頭骨(レプリカ)
  • 栃原岩陰遺跡1号人骨復顔
  • 栃原岩陰遺跡骨製縫針2点
  • 栃原岩陰遺跡骨製刺突具2点
  • 栃原岩陰遺跡イモガイ製装身具2点
  • 栃原岩陰遺跡タカラガイ製装身具2点
  • 栃原岩陰遺跡ツノガイ製装身具2点

ぜひこの機会に、「浅間縄文ミュージアム」「北相木村考古博物館」をセットでご覧頂き、佐久の縄文時代に触れてみるのはいかがでしょうか。両館は、車でおよそ1時間20分程の距離です。

尚、上記の品にかんしては、9月中頃まで当館ではご覧頂けません。ご了承下さい。

桜とともに、お待ちしております。

博物館前の桜

御代田町浅間縄文ミュージアムの堤隆学芸員による、信濃毎日新聞連載「縄文へ行こう!」の4回目で、栃原岩陰遺跡を取り上げて頂きました。
おかげさまで、先週末はたくさんのお客様にお越し頂きました。ありがとうございました。

博物館前の桜も、今週末には咲くでしょうか?ご来館、お待ちしています。

今年も、栃原岩陰遺跡の遺物整理作業

土器の分類とデータの入力作業
土器の分類とデータの入力作業

2月27日から3月1日まで、今年も考古学を学ぶ院生や学生が中心となり、栃原岩陰遺跡の遺物整理作業が行われました。
1965年に発見された栃原岩陰遺跡は、縄文時代早期の遺跡として有名ですが、その正式な報告書は未刊行のままです。
北相木村教育委員会では、その刊行を目指して、毎年このような機会を設けています。

土器の時期区分を試みる方々
土器の時期区分を試みる

そして、実際に作業にあたる学生さん以外にも、過去に北相木村を訪れてくれたたくさんの研究者や社会人の方々が、応援に駆けつけてくれます。

当館の、かけがいのない財産です。

栃原岩陰遺跡の報告書は、平成30年度の刊行を目指します。