平成27年12月28日から平成28年1月4日まで、誠に勝手ながら、年末年始の休館とさせて頂きます。
来年もまた、お待ちしております。
北相木村考古博物館
平成27年12月28日から平成28年1月4日まで、誠に勝手ながら、年末年始の休館とさせて頂きます。
来年もまた、お待ちしております。
北相木村考古博物館
10月31日 土曜日 〜11月3日 火曜日 、村総合文化祭につき、考古博物館を無料開放します。
この機会に、ぜひご来観下さい。
(開館時間は通常通りとなります)
10月11日。夜から続いた雨も開始時刻の午後には止み、栃原岩陰遺跡フェスティバル2015、通称「栃原ロックフェス」開催されました!
まずは、「記念ステージ」。今年は栃原岩陰遺跡が発見されて、ちょうど50年。それを記念して、発見以来50年の研究の歩みを、私、学芸員藤森の方から説明させて頂きました。
続いてトークセッション。ご登壇頂いたのは、写真右から名古屋市立向陽高校の利渉幾多郎さん、明治大学の藤山龍造さん、長和町の学芸員大竹幸恵さん、早稲田大学の大網信良さん。いずれも栃原岩陰遺跡と関わりが深く、考古学の最前線で活躍されるプロフェッショナル。
ここでは栃原岩陰遺跡の学問的意味合いや、今後の研究、そして活用の方法について、様々な意見を出して頂きました。
ステージのあとは、体験コーナー。シカの角を磨いてペンダントを作ったり…
弓矢で的を狙ったりと、少しだけ、縄文人の気分を味わいました。
博物館では、直接研究者に質問を。なかなか無い機会に、参加した方も興奮気味です。
その日の夜は「考古学裏話」。村の方や参加者、そして考古学者のみなさんと、たくさんの話題で盛り上がりました。裏話、聞けましたか?
さて、翌12日は、縄文釣り体験。シカの骨を磨いて作った釣針で、マス釣りに挑みます。
すごい、釣れたぞ!
釣り体験のあとは、バスに乗って遺跡巡りの「縄文体験ツアーズ」。すみません、写真がありませんが、村内の遺跡数カ所と、もちろん栃原岩陰遺跡、そして小海町の天狗岩岩陰遺跡を見学しました。
そしてここで、お手伝いに来てくれていた大学生のみなさんが大活躍!なんと、「長者の森」の池に入って、釣れなかった魚を捕獲!
おかげさまで、参加した皆さんへのお土産もバッチリでした。
そんなこんなで、皆さんの支えのおかげで、栃原ロックフェス、無事全日程を終えることが出来ました。
スタッフの皆さん、そして参加された方々にも、あらためて、御礼を申し上げます。楽しんでいただけたでしょうか?
今後も何らかのかたちで、栃原岩陰遺跡の魅力を伝えていければと思います。栃原ロックフェス、これからもよろしくお願いします!
北相木村考古博物館の学芸員です。ここから村の文化財や考古学の情報を発信していきます。