11月1日より、博物館の入口ホールに、小さな体験コーナーを設けます。
シカの角や骨を、実際に石で削ったり磨いたりできますよ。
ぜひお越し下さい。
また「小さな縄文の森」というコーナーには、1/10スケールの、縄文人や動物たちの模型を提示します。
こちらも11月1日から。お楽しみに。
11月1日より、博物館の入口ホールに、小さな体験コーナーを設けます。
シカの角や骨を、実際に石で削ったり磨いたりできますよ。
ぜひお越し下さい。
また「小さな縄文の森」というコーナーには、1/10スケールの、縄文人や動物たちの模型を提示します。
こちらも11月1日から。お楽しみに。
先日、近隣の小中学生の皆さんが当館を訪れ、ワークショップとして「シカ角のアクセサリーづくり」を行いました。
河原で石を拾って、シカの角を削ります。皆さん、楽しそうに取り組んでくれました。
続いては明治大学考古学専攻の皆さん。こちらは実物を良く観察してから。
8月17日のイベントでご講演頂いた藤山龍造先生も、自ら釣針を作られます。
これがまたお見事でした。
そして、作った骨角器を再び観察。若い皆さんの研究の一助となれば幸いです。
それぞれの目的にあわせた骨角器作り。今後当館のワークショップの柱として、様々なプログラムを開発出来ればと思います。
去る8月17日、長野県地域発元気づくり支援金活用事業「栃原岩陰遺跡縄文体験フェスティバル2014」、おかげさまをもちまして、盛況のうち無事終了いたしました。
前日までの激しい雨で、残念ながら釣り体験は中止となってしまいましたが、当日の天気は持ち直し、自然豊かな北相木の空の下で各種体験を行うことが出来ました。
さて、どんな様子だったのか、写真とともにご紹介したいと思います。
午前中は、明治大学の藤山龍造先生による講演会。栃原岩陰遺跡の魅力を語って頂きました。
弓矢体験。大学生講師の指導もと、弓を放ちます。上手く的に当たったかな?
縄文食体験。今回用意したものは、豚肉(イノシシの代わりです)と大豆(最近縄文研究で、マメは話題の食材です)を煮て、塩とごま油(極少々)で味付けたもの。意外に好評で、150食、完食でした!
こちらは骨角器づくり。用意したシカの骨と角を、河原で見つけた砂岩の砥石で削っていきます。革紐を付ければオリジナルペンダントの完成です。
博物館の中では、マイクロスコープによる骨角器の観察を行いました。自分で作ったペンダントにも、石で削った傷がよく見えましたね。また藤山先生と直接お話し出来る貴重な時間にもなりました。
大人気の発掘体験。今回は全てフェイクの土器石器でしたが、みなさん夢中で調査中です。
何か出土したかな?単なる宝探しにはならないように、発掘調査のイロハを伝えたつもりでしたが…。
(おや、よく見ると、角で作ったペンダントを下げている方も多いですね)
今回のイベント開催にあたっては、準備から当日の運営、そして後片付けに至るまで、本当にたくさんの方のご協力を頂きました。特に学生講師の皆さんには、前日の大雨にずぶ濡れになりながらも、準備作業をして頂きました。
そして何より、当日ご参加頂いたおよそ150名の方々に、心より御礼申し上げます。
ありがとうございました。
この経験をもとに、さらに皆さんに楽しく学んで頂けるよう、頑張っていきたいと思います。今後とも、よろしくお願いいたします。
北相木村考古博物館学芸員
藤森英二
北相木村考古博物館の学芸員です。ここから村の文化財や考古学の情報を発信していきます。