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ゴリラさんの寝言

中島副知事来村!!

7月5日に、中島長野県副知事が北相木小学校へ学校視察に見えられ、当日は3年生、5年生のモジュール学習に取り組む様子を見て頂きました。
中島副知事ご自身も小学生のお子様がいるそうで、北相木小学校児童の活気や、伸び伸びした姿に驚かれていました。保護者という視点でも、北相木小学校の取り組みに関心を持たれたようです。
さて、モジュール学習というのは、授業を始める前の短い時間を使い、国語(俳句、短歌、百人一首や詩など)の音読やスピード、テンポ、タイミングを重視した計算などを集中して行います。反復徹底する中で脳を活性化させ、これから始まる学習効果を高めることを目的としています。
特に決まった形はなく、取り入れている学校ごとに独自のモジュール学習が行われていますが、その中でも北相木小学校の授業はかなり特徴的との事…。
ところで、興味深かかったのは、中島副知事に随行していた村長さんと教育長さんのコメントです。お二人も年に何回か学校に足を運び授業の様子をみていますが、年度初めの子ども達の様子と今を比較してみたところ、クラスの明るさや学習に対する姿勢が意欲的で、あまりにも劇的に変化していた様子に、役場帰庁後開口一番。
「変わったなァ~」と、とても驚かれていました。
短期間に効果を出す北相木小学校の先生も凄いですね。

中島副知事が小学校を視察している様子

100キロメートウルトラマラソンの戦いだ!シュワ!

平成28年5月22日(日曜日)午前5時に「第22回星の郷八ヶ岳野辺山高原100キロメートルウルトラマラソン」が始まりました。100キロ(2,452名)・71キロ・42キロのランナー合計2,976名は、ひんやりとした野辺山の朝を感じながら、それぞれの想いを胸に走り始めました。

私の100キロマラソンのテーマは「村のPR」でした。北相木村Tシャツを製作して村の豊富な森林資源“カラマツ”の宣伝ranを行いました。沿道からの声援で「北相木村がんばれー!」「北相木村産カラマツの宣伝だ」等の声援を頂けたので、北相木村PR活動が出来たと思います。

北相木村は60キロ付近のコースになります。晴天だったこともあり、気温はグングン上昇し20度を超える気温の中でのレースとなっていました。疲労の溜まった体で走ってきた私に、村民の方々からの温かな声援は癒しの響きになりました。「完走しなければ来年も走れ!」の声援は刺激とやる気になりました。その声援を心に刻み、前へ前へと進んだ結果、100キロマラソンの完走に繋がりました。完走者1,438名(完走率58.6パーセント)の中の1人になる事が出来ました。ゴールが出来てホッとしています。

大会で声援を送って下さった皆様。大会に協力して下さっていたスタッフの皆様。いろいろな方の協力があり無事に大会を終えることが出来たと思います。大会に関わったすべての皆様!お疲れ様でした!

第22回星の郷八ヶ岳野辺山高原100キロメートルウルトラマラソンで男性がゴールする写真

第22回星の郷八ヶ岳野辺山高原100キロメートルウルトラマラソンで着用したTシャツの表面と裏面

北相木村小学校で「林業体験学習」スタート

山々のカラマツは一気に芽吹き、ちょっと山に足を踏み入れるとコゴミという山菜が収穫できる暖かな春の時期になってきました。このような時期に北相木村小学校ではキノコの植菌体験を行いました。今回はその様子を紹介します。

平成28年度より北相木小学校で林業体験学習が始まりました。子どもに「村の自然と触れ合ってもらいたい」、「生活の中での森林との関わりを学んでもらいたい」という思いから、小学校・地方事務所・森林組合・役場で話し合い、小学校の授業に組み込んで頂きました。

4月20日 水曜日 には、北相木小学校のグラウンドでキノコの植菌体験を行いました。子どもたちは、「電動ドリルでの原木への穴あけがドキドキした」「シイタケの駒打ちはした事があるけれどヒラタケの植菌は初めてで新しい植菌方法が分かった」など、楽しみながら植菌作業に取り組んでいました。収穫出来たキノコは、食味体験や、直売所での販売などを考えています。今は、収穫を楽しみにしながら、キノコの菌が乾燥しないように小学生が当番を決めて水撒きをしています。北相木村小学校の作ったキノコを楽しみにしていて下さい。 

男性に教わりながら木を運んだり菌を植える作業をする小学生の様子

小学生が電動ドリルで原木への穴あけをしたり植え付けを行う様子

植菌作業の手ほどきを行った役場の職員の3名の男性
役場植菌やり隊員ダー 1号・2号・3号

長野県知事。来村。

暖冬なんて言われていたにも関わらず、一変。大寒にぴったりな冷え込みになりました。1月21日、本日野辺山でマイナス22.4度。全国で最低気温1位。「寒い」を通り越して、感覚としては「痛い」といった感じです。皆様くれぐれもお体にご自愛ください。

さて、先に国勢調査15年速報値が発表されました。その結果に動揺が隠せません。

長野県の人口が前回調査(10年前)より5万人減で、ついに210万人を割ってしまいました。(77市町村中、わずか3市町村が増に転じたのみ…)

我が北相木村も1,000人を下回っている5村の中の一つで、前回調査よりマイナス67人となってしまいました。

増となった自治体の状況を見ると近隣の自治体からのベッドタウン的な要因での転入や、医療費助成などの子育て支援に力をいれている施策が結果に結びついている様です。

今、全国どこの自治体でも、地方創生を旗印に人口増対策で東奔西走といいますか四苦八苦しています。荒い言いかたをすれば、自治体同士が人の取り合いをしている様で、何か異様な感じさえします。ふるさと納税制度にしてもヒートアップし、地方税を超えるふるさと納税が集まる自治体があるとか…。本当に驚くばかりです。

いずれにせよ身の丈という言葉があるように、小規模でも何ができるか、何が必要なのかよく見極めていきたいと思います。先ほど地方創生に触れましたが、北相木村でも教育関係施策を地方版総合戦略に盛り込み、目標値を定めて定住人口増対策に取り組もうとしています。そんな中、本日、県の「移動知事室」という事業で、北相木小学校へ阿部県知事が視察にみえました。小学校の児童はめったにない有名な方が来るということで朝からソワソワ、ワクワク、大喜びでした。きっと自分たちの教室も見に来てもらいたいと思っていたのではないでしょうか。

知事は、北相木の様な超山村において、特色ある教育を行っている状況を見にこられたとの事です。お忙しいスケジュールの中で充分な時間は取れませんでしたが、この様な視察を重ね、知事の教育県復活に力を注ごうとしている思いはヒシヒシと伝わってきました。学力向上は勿論一番の目標ですが、長野県で勉強したい、子どもを育てたいと思えるような魅力をもってもらえる環境をつくっていきたいと言っていました。企業誘致も大切だが、経済などに流されない人の誘致は更に重要だという言葉はとても印象深く感じました。

あっという間に時間が過ぎ、知事は全校児童53名に見送られ次の視察地へ向かいました。また是非きて下さい。

北相木小学校で移動知事室が開かれた様子

新年スタート!!

それにしても暮れから明けても暖かいですね。例年だとマイナス二桁の気温になるのは当たり前なのですが、雪はないし、相木川は普通に流れているし、県道などの融雪剤散布の作業はほとんど無い状態です。三滝山の氷柱も伸び悩み…。今後の水不足も心配ですね。

さて2016年の業務がいよいよ始動しました。村長さんから訓示を受けて気持ちも新たに其々の持ち場につきました。

役場内では、新年度予算に向けての予算編成大詰めという事で、職員はいつも以上に真剣な表情で資料とパソコンに向かい合っています。

国の「超高速スピード」についていくのも大変ですが、やはり村の中で、あるいは村に対して何が求められているのか、何をやらなければならないかが重要ではないかと考えています。それには出来る、できないは別として人の声に耳を傾ける事も重要だと感じています。(とかく大きな自治体が華々しく凄い事業をやると、同じことをやらなければいけない様な錯覚になってしまい焦っていますが…。)

とにかく村のキャパでどれだけ最大限(効果的)に活かせるかではないでしょうか?
と自分に言い聞かせては悩んでいます。

話は変わりますが、今年は山村留学事業30周年、村民文化祭40周年と節目となる記念イベントも開催される予定です。伝統ある長者の森まつりやスタートしたての健康まつりも、これから勢いがつくよう担当部署も張り切っているので、その折には是非足を運んで頂ければ幸いです。どうぞご期待ください。

冬なのに凍っていない相木川の写真
毎年全面結氷する相木川が普通に水が流れています

雪で作った人形の写真
いつもならこんな雪遊びができるのに雪が降りません

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北相木村役場職員有志によるブログです。

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